超高圧/極低温/強磁場下の極限物性研究と未踏の極限状態の開発
メンバー
清水 克哉 教授
加賀山 朋子 准教授
榮永 茉利 特任助教
中本 有紀 専門員
所属
基礎工学研究科附属極限科学センター
研究室ウェブサイト
研究内容
超高圧/極低温/強磁場下の極限物性研究と未踏の極限状態の開発。強相関電子系物質の極限物性、圧力誘起金属化と超伝導の研究。極限下の電気抵抗/磁化/比熱/熱膨張/放射光X線構造解析/ラマン分光等の物性測定
教員より一言
「極限物性」という研究は、超高圧力や、極低温、超強磁場などの極限的は環境に物質をおいて、通常の環境とは異なった性質を探ったり造り出したりする研究です。身近な物質でも極限環境ではまったく別の姿をみせてくれるので、我々の生活に役に立つ新しい物質や性質を生み出すことにつながる研究といえます。 その一方で物質にとっては通常の環境の方が特殊だと考えています。宇宙まで視野を広げると、私たちが極限環境だと思っている環境のほうがあたりまえに存在します。「極限物性」は”重箱の隅をつつく”のではなく、物質の隠れた可能性を引き出し、さらに普遍的な法則を探っていく、つまり物質を科学する手法なのです。
研究室紹介ビデオ